私は普段から料理が好きで自炊をしています。
で、知人や友人に「自炊してる?」と聞いてみると、意外としていない人が多いんですよね。
自炊に慣れると、手早くおいしいものが作れて、しかも食費が浮くので金銭的にもおすすめ。
ここでは、私が意識している「自炊を長く続ける」考え方を5つ紹介します。
その1:めんどくさいと感じないようにする
以前は自炊していたけれど、気づいたらやらなくなってしまう…よくある話ですね。
忙しいときに外食したり弁当を買ったりして「こっちの方が楽じゃん!」と思ったら、時間に余裕ができてもなかなか自炊に戻れません。
つまり、自炊を続けるためには、めんどくさいと感じないようすることが重要。
人がめんどくさいと感じるときは、迷ったり考えたりしている状態が続いているときです。
「今日は自炊しようかな?」「今日は何を作ろうかな?」という状態でなかなか答えがでないと、なんだかつかれますよね。
自炊をする理由の確認
大変だと思わないで自炊を続けるには、まず「自炊する理由」を明確にしましょう。
自炊する理由は、「作りたいものがある」「早く簡単に済ませたい」「食費を安く抑えたい」などです。
これを
「作りたいものがあるけど、早く簡単に済ませたい」
「食費を安く抑えたいけど、作りたいものがある」
のようにくっつけないようにしましょう。
目的にあった行動を突き進むのが、省エネにつながります。
その2:無理して作らない
疲れていたり自炊の気がのらないときに備えて、「料理をしない」という選択肢を持っておくと、気がラクになります。
食材を冷凍する
買った食材がムダにならなければ、作らないことは大した問題ではありません。
料理したくないときは、冷凍できるものはささっと冷凍庫に入れてしまいましょう。
注意点は、近日中に必ず解凍して食べることです。時間がたつと、味が落ちてしまいます。
すぐに食べれるものを常備
最低限の調理で食べる食材をつねに置いておくと、何かと便利です。
たとえば、豆腐は、味噌汁やマーボー豆腐などの料理に使いますが、醤油をかけるだけでもおいしいです。
時間をかけたくなければ、薬味を用意しないでそのままでも十分。
果物も、皮を剥くだけで簡単に食べられるので、おすすめです。
さらには、そのまま食べれるチーズや納豆、魚肉ソーセージ、ハム、サラミ、缶詰などがあると、お腹が減っているときに、すぐに口にできます。
その3:食材をなるべく使い切る
食材を使い切るように意識すると、自炊が上手く回ります。
肉や魚、水気が多い野菜などは3日以内で痛み始めるものが多いので、食材をうまく使い切るには計画を立てる必要があります。
食べきれそうな分しか買わない
冷蔵庫に食材がたくさんあると、使いきるのが難しくて、そのために頭を使うのも面倒。
食材を腐らせる機会が多いと、悪いことをした気分になって自炊が嫌いになってしまうかもしれません。
食材は、過剰に買わないで使い切れそうな分だけを冷蔵庫に入れるようにしましょう。
食べたいものを作る日とは別に、家にある食材を使うことを優先する日を作るのも、おすすめです。
その4:疲れているときのスーパーは要注意
疲れている状態でスーパーにいっても、頭が回っていないので的確な判断ができません。
そんなときは、家にある食材や自炊に手間がかかることを忘れて「あっこれ食べたいなー」の思いつきで行動しやすいので要注意。
疲れている自覚があるときは、ちゃちゃっとスーパーで用事をすます意識を強く持っていた方がいいです。
どこにも寄らないで自炊がおすすめ
スーパーでの買い物は、意外とたくさんのエネルギーと時間を使います。
まず、スーパーまでいかなくてはいけません。そして、買い物にかかる時間は早くても5分位。
疲れて決断力がないときだと、それ以上に時間が長くなってしまう可能性も十分にあります。
本当に疲れているときは、早く家に帰って、ゆっくりと休むに限ります。
あらかじめ家に食材を用意しておけば、スーパーに寄る必要がなくなります。
疲れがたまっているときは、スーパーに寄らないで自宅で適当に自炊した方が楽なはずです。
その5:料理を難しく考えない
料理をすることに慣れていない方は、レシピを見ないと不安だと思います。
ただ、レシピを見ながら料理をすることは、当然ですが何も見ないで作るよりも疲れます。
レシピを見ておいしい料理を作るのはとても楽しいですが、時間と体力に余裕があるときにしましょう。
料理をシンプルに考える
作るときは、料理名なんて気にしないで、
「焼く」「煮る」「炒める」
のどれかをただ選択するだけと思うと、一気に自炊のハードルが下がった気がしませんか?
肉を焼いて塩を振る。これも立派な料理です。塩の代わりに、焼肉のたれやポン酢で食べてももいいですね。
自炊を続けるには、簡単な料理が不可欠です。
健康に気を付けて自炊を楽しもう
自炊を続けるコツは、いかにしてエネルギーを使わないかです。
手の込んだ料理や見栄えのよい料理は、休日に作りましょう。普段は、続けることを優先した料理を意識してください。
おいしい食事が簡単に作れるようになると、だんだんと自炊生活が楽しくなってきます。
ぜひ、自炊生活を続けてみてください。